【10月8日(木)開催】特別講演会『顧客価値のイノベーション:日本企業に求められる価値づくり経営』のご案内

東京待兼会会員の皆様

去る9月3日(木)幹事会を開催し、新体制での活動を正式にスタートさせたことをまず報告申し上げます。9月5日(土)には学士会館からのWeb中継で第12回例会を開催し、多くの皆さんに参加いただきました。

ご承知のように支部活動では、春秋懇話会が活動の大きな柱の一つとなってますが、春の懇話会はコロナ禍のため総会同様開催することができませんでした。今回は特別講演会として春季懇話会で講師をお願いしていた大阪大学経済学部の延岡健太郎教授にWebベースでの講演をお願いし、ご快諾をいただきました。

オンライン機能の活用も図りながら、引き続き新たな同窓会活動の在り方を模索していきたいと考えております。

講演会への多くの皆様のご参加をお待ち申し上げます。
 
東京待兼会会長 西本 麗(28期)

概要

『MOT「技術経営」入門』、『製品開発の知識』等を出版され、一昨年10月一橋大学イノベーション研究センターより阪大経済学部に転入された延岡健太郎先生のお招きしての講演となります。
本講演では、日本企業が高度なモノづくり技術を活かしながら、新たな顧客価値を創出するためのイノベーションのあり方を、具体的な成功事例を交えながらお話しいただきます。

テーマ

『顧客価値のイノベーション:日本企業に求められる価値づくり経営』

日本企業に求められるイノベーションの内容が変容している。
技術よりも顧客価値の視点が鍵を握るようになった。
かつては機能の高さなどカタログスペックで明示できる形式的な価値が企業の競争優位を規定していた。
現在は、消費財であれば、心地よいユーザビリティや心を動かされるデザイン、生産財であれば顧客企業に経済的価値をもたらすソリューション提案など、スペックを超えた暗黙的な価値が競争力を大きく左右する時代となった。
結果的に企業経営は、目標設定も含めて抜本的な変革が求められている。

講師

大阪大学大学院経済学研究科 教授
延岡 健太郎 氏

講師略歴

1959年広島県生まれ。
1981年大阪大学工学部卒業。マツダ(株)入社。商品戦略担当。
1988年マサチューセッツ工科大学(MIT)経営学修士(MBA)。
1993年マサチューセッツ工科大学(MIT)経営学博士(Ph.D)。
1994年神戸大学経済経営研究所助教授。
1999年神戸大学経済経営研究所教授。
2008年より一橋大学イノベーション研究センター教授。
2012年より一橋大学イノベーション研究センター長。
2018年10月より大阪大学大学院経済学研究科教授。専門は経営戦略、経営組織、技術経営。
日本アビオニクス株式会社と日清紡ブレーキ株式会社の社外取締役。

主な著書

『マルチプロジェクト戦略』(有斐閣)
『MOT[技術経営]入門』(日本経済新聞社 韓国語へ翻訳)
『製品開発の知識』(日本経済新聞社)
『価値づくり経営の論理』(日本経済新聞出版社)
『Thinking beyond Lean』(Free Press 英語からフランス語、韓国語、中国語へ翻訳) など

開催日時

2020年10月8日(木)18:00~19:30

参加費

無料

開催方法

例年のように会場を準備しての講演は行わず、WEB会議サービス「Zoom」を使用して行います。
ご参加にはカメラ・マイク機能のついたパソコン・タブレット・スマートフォンのいずれかが必要です。
参加希望者には開催前日に専用URLをご案内いたします。

お申し込みについて

締め切り

2020年10月6日(火)23:59

お申し込みフォーム

お申し込みを締め切りました。