第27回例会『飢饉と貧困と災害:新しい視座からみる』開催報告

新型コロナのまん延防止等重点措置(まん防)が実施されることに決まった東京の24日土曜日、元帝京大学経済学部教授松井範惇様による「飢饉と貧困と災害:新しい視座からみる」というテーマでお話を拝聴しました。

特に飢饉については近年天候不順や災害による農業の不作よりも政治的社会要因による「人災」の方が多いことを伺い、ソマリア、エチオピアだけでなく、ロシア(ウクライナ)、中国、北朝鮮でも政治的要因による「飢饉」が起こっていたことを伺い、「苛政は虎よりも猛なり」という孔子の言葉を思い浮かべました。