春季懇話会『命を大切にする社会を目指して -大阪大学社会ソリューションイニシアティブ(SSI)の理念と活動-』開催報告
6月11日(金)18時30分から20時まで、本年度春季懇話会をオンラインで開催しました。大学院経済研究科の堂目卓生教授に学士会館にお越しいただきました。東京待兼会、青雲会・咲耶会東京支部の皆さんだけでなくオンライン開催でもあり関西、名古屋等からも含め45名の皆さんが参加されました。
ご講演は「命を大切にする社会を目指して‐大阪大学社会ソリューションイニシアティブ(SSI)の理念と行動」と題して、SSI長でもある堂目先生から、経済学の枠を超えて取り組まれている2050年を目指した「命を大切にし、一人一人が輝く社会」つくりについて、お話をいただきました。
SSIは2018年にスタートしましたが、特にコロナ新時代において目指すべき社会として、「共感資本主義社会」という考え方を提示され、学内外の人々が集い、社会課題を発見・整理し、その課題ごとにプロジェクトを形成し、未来に向けて新たな社会・経済システムを提案する、というアプローチをしていることを紹介いただきました。
今後は、「いのち輝く未来社会のデザイン」がテーマの2025年大阪・関西万博、「誰一人取り残さない」ことを目指す2030年SDGsを踏まえて、2050-2100年「いのちを大切にする社会」という長期ビジョンに向けて、大阪大学が様々なステークホルダーと協力して「共創ネットワークを」形成し、貢献していくという気宇壮大なお話に感銘を受けました。